気になるテレビのお子さんたちを取り上げたブログ

「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」などに出演している優秀なお子さんがどのようなお子さんなのか、どのようにしたらそのように育つのか? 調べてみました

『桃太郎』で話題になった中学生は文部科学大臣賞2度受賞

「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」2020年1月11日放送の回で、話題になったのが「桃太郎」。
桃太郎についてまとめ、本として出版した「桃太郎博士ちゃん」倉持よつばさん(千葉県袖ケ浦市在住/中3)を取り上げます。


「博士ちゃん」出演者の出版は珍しくない

博士ちゃんに出演するお子さんで本を出版するのは、「野菜博士ちゃん」緒方湊くんの出版した【野菜がおいしくなるクイズ】、「レアうま魚博士ちゃん」伊藤柚貴くんの出版した【さかな博士のレアうま魚図鑑】などがあり、博士ちゃん界隈では珍しいことではないです。
(世間一般的には、小中学生が本を出版するって、相当珍しいですが・・・)


【野菜がおいしくなるクイズ】

【さかな博士のレアうま魚図鑑】




文部科学大臣賞2度受賞

倉持よつばさんが桃太郎に興味を持ったのは、ある偶然から。


それは、2017年「図書館を使った調べるコンクール」で、妹と高速道路の現状を調査。それが優秀賞を受賞。
副賞として、絵本「空からのぞいた桃太郎」を贈られました。


その絵本をきっかけに、「鬼は本当に悪者なのか?」と疑問を持ち、「桃太郎盗人説」を知り、桃太郎のことを調べ始める。


桃太郎に関する本を200冊以上読み、全国各地に伝わる桃太郎のストーリー115話を分析した結果を「図書館を使った調べるコンクール」に出品し、文部科学大臣賞を受賞。


初の著書「桃太郎は盗人なのか? ~『桃太郎』から考える鬼の正体~」の出版に繫がりました。


と思ったら、2021年度 第25回 図書館を使った調べる学習コンクールでも中学生の部で文部科学大臣賞を受賞。文部科学大臣賞を2度受賞しています。


「仏像博士ちゃん」鵜飼航くんは『城』で3年連続、『仏像』で1度、計4度の文部科学大臣を賞受賞しているので、倉持よつばさんの2度の文部科学大臣賞が霞んでしまいますが、とてつもなくスゴイことを成し遂げています。


たまたま

「仏像博士ちゃん」鵜飼航くんは、たまたま訪れた名古屋の徳川美術館で運慶展のチラシを見たことをきっかけに、仏像に興味を持ち始めたそうです。


倉持よつばさんは、たまたま副賞としてもらった絵本がきっかけで桃太郎に興味を持たれています。



共通していること

倉持よつばさんのお母様は小学校の教員で、よつばさんの自由研究の相談に乗り、岐阜県の図書館まで本を探しにも行かれたようです。お子様へ惜しみないサポートがこの結果に繫がったのだと思われます。


「人体博士ちゃん」大塚蓮くんのお母様も、蓮くんが興味もちそうなことに「ピン」と来たらそのタイミングを逃さず、サポートされていらっしゃったようです。


“何に興味を持つのか分からない”のではなく、興味あるかもしれないことを子どもと一緒に探っていく。熱量が高いかな?と思ったことは、タイミングを逃さず、全力でサポートしていくことが「博士ちゃん」たちを育てる、「博士ちゃん」が芽吹くことに繫がるのではないかと思う。