気になるテレビのお子さんたちを取り上げたブログ

「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」などに出演している優秀なお子さんがどのようなお子さんなのか、どのようにしたらそのように育つのか? 調べてみました

どうやったらこんな子に育つのか? 「博士ちゃん」編

子育てをしている中で、同じことを思われた人もいるのではないか?と思います。
身近にはいないけれど、テレビに出演されているお子さんを参考にしたい、と思い書き始めたこのブログ。「博士ちゃん」をほぼ全部の回(録画も含め)家族で観ていますが、娘が大ファンで、同じ学年の緒方湊くん(野菜ソムリエ博士ちゃん)を深掘りしてみました。




緒方湊(野菜ソムリエ博士ちゃん)が可愛いからカッコいいに!

みなとの野菜大辞典より

https://www.hyponex.co.jp/yasai_daijiten/media/post-325.html <出典>みなとの野菜大辞典
9歳の頃の緒方湊くん、可愛いですね。


Plantiaより

https://www.hyponex.co.jp/plantia/study/18501 <出典>Plantia
現在14歳の緒方湊くん、カッコいいです 


外見だけでなく、中身もカッコいい

「もっと多くの野菜や果物のことを知って欲しい」

●「野菜ソムリエ」に「野菜ソムリエプロ」、ともに史上最年少で取得されたことはやはり印象深くあります。その点を注目されがちだと思いますが、湊くんご自身はそのことについてどう思われますか?


湊くん『たまたま合格したら最年少記録だったみたいです(笑)。資格取得がゴールではないですし、資格を取得してからの方がより実践的な知識を得ているように思います。そして最年少記録に関してですが、記録は破られるためにあるものだと思うし、最年少記録にこだわっている訳ではなく、僕のことよりももっと多くの野菜や果物のことを知って欲しいと思います。』

緒方湊くん 「TOKYO GROWN ナビゲーター」就任 | トピックス | とうきょうの恵みTOKYO GROWN より



『僕のことよりももっと多くの野菜や果物のことを知って欲しい』というのは、「世界遺産博士ちゃん」山本リシャール登眞くんも同じことを話されていました。


母「『天才の育て方』というテーマで取材依頼が来たと聞いたとき、ご期待にお応えできるのか迷いがありました。マイスターを取得した当時、ありがたいことにメディアに注目していただいたのですが、何度か取材を受けるうちに登眞が『僕は僕の紹介よりも、世界遺産の紹介がしたい』と言ったんですね」

【天才の育て方】山本・リシャール登眞~世界遺産検定最年少マイスターが試験を突破できた理由~|子育て情報メディア「KIDSNA STYLE」 より



ご家庭での教育方針は?

緒方湊くんがフジテレビ「超逆境クイズバトル!99人の壁」に出場し優勝した時、出演者から湊くんの父親へのインタビュー『どうしたらこんな子に育つの?』に対して、答えが秀逸。


――ご家族でとてもアクティブに行動されているのですね。


父:僕と妻は、湊が興味を持ったことに関してはなるべく制限せず、好奇心を発揮できる環境を整えようと思っていました。

【天才の育て方】緒方湊~最年少10歳でプロになった野菜ソムリエ|子育て情報メディア「KIDSNA STYLE」より


とにかく好きなことをやってねと、いつも言っています。自分の好きなことをやっているときは、生き生きしていますから。彼のやることについて、将来の役に立つか、立たないか、という考えで育てたこともありません」

【天才の育て方】山本・リシャール登眞~世界遺産検定最年少マイスターが試験を突破できた理由~|子育て情報メディア「KIDSNA STYLE」より



緒方湊くんのご家庭も、山本リシャール登眞くんのご家庭も同じ考えのようです。



特に印象に残ったのは、緒方湊くんのお父様の【やめることを肯定】するということです。


湊さん:何かをやめるときも止められたことはないです。幼稚園の頃にスイミングスクールに行ったのですが、顔に水がかかることが苦手に感じてそれを父に話したら「じゃあやめよう」となって、すぐにやめさせてくれました。


――親としては「もうちょっとやってみたら?」といってしまいそうなシーンですね。


父:湊の人生の中心は湊自身なので、湊がやりたいことをやればいいし、やりたくないことはやらなくていい。


僕たち夫婦は湊に対して何かをさせたいという気持ちは一切なくて、「どうしたらおもしろいか」ということを考えています。


これをやってみたら湊が興味を持つんじゃないかなとか、このポイントはハマるかもしれないと思ったら、そのきっかけをこちらで作ることはあります。それで本人が楽しめたらうれしいし、興味を持たなかったらそれでいい。

――知識を詰め込むよりも楽しめることが一番大事だと考えているのでしょうか。


父:そうですね。でもプールの件は「水が苦手」で終わらせたくなくて、大きなサイズのプールを買ってきて庭で遊ぶことからやり直しました。


泳ぐ練習をするというよりは水に慣れるため、プールにおもちゃを沈め、シュノーケルを使って宝探しをすることで、「浮く」ということがスムーズに実践でき、本人も水に対して自信をつけたのでその後、泳ぐということに抵抗がなくなりました。


本人は苦手だったことができるようになって達成感を得られたようです。私はそうやって小さな成功体験を積み重ねていけるようにサポートするのが、親の役目ではないかと思っています。


「がんばれよ、やめるなよ」というのではなくて、やめることを肯定してもよいと。


――子どもを否定しない接し方が、親子間の信頼関係や湊さんの自己肯定感を育てたのですね。


【天才の育て方】緒方湊~最年少10歳でプロになった野菜ソムリエ|子育て情報メディア「KIDSNA STYLE」より


――お父さんから見て、未来の湊さんはどのような大人になると思いますか?


父:よく湊と話すのは「昔何をやってたかよりも、今何をやってるかが大事」「いくつになっても過去より未来を向いて話をできる人の方がいいよね」ということ。


僕や妻から期待をかけていることは何もなくて、湊がそのとき好きなことができていればいいと思います」

【天才の育て方】緒方湊~「好き」と「責任」に向き合い野菜を普及する中学生|子育て情報メディア「KIDSNA STYLE」 より


<感想>

子どもに対して、良かれと思い、(いやそういう理由を付けることで自分を納得させているだけに過ぎないのだが・・・)、あれこれ口を出したり、手を出したりします。本当に子どものことが心配になって、というより親自身が不安になってしまっているからです。
そして、自分が安心できる方向に子どもを動かしがちになっています。


成功をする子はやりたいことを見つけているんだなぁと感じました。まずは、子どもが「何をやりたがっているのか」を観察するところから始めようと思います。